リウマチは遺伝する?
リウマチは遺伝する?家系にリウマチの患者さんがいる人はこのタイトルを見ただけで、不安に駆られてしまうことでしょう。
本当の所はどうなのでしょうか。
最近、関節リウマチの原因として免疫システムの異常がかかわっていることが明らかになってきました。
また、HLA‐DR4という遺伝子が免疫システムに異常をもたらすのではないかと言う事も分かってきました。
関節リウマチの患者さんには、健康な人に比べてこの遺伝子を持つ人が多く見られるのです。
「遺伝子」レベルでそうであるなら、いよいよ関節リウマチは遺伝病だと思ってしまう人もいるでしょう。
たしかに、同じ遺伝子を持つ一卵性双生児が二人とも関節リウマチになる確率は、異なる遺伝子を持つ二卵性双生児より高いことが確認されています。
また、関節リウマチ患者を多く輩出する家系も確かにあります。
関節リウマチの発病に遺伝因子が関係しているのは認めざるを得ないでしょう。
しかし、遺伝が発病の決定的要因とはいえません。
なぜなら遺伝的要因の持ち主でも、それだけで発病するのではなく、ウィルス感染やストレス、出産など、何らかの環境因子が加わって発病するわけだからです。
それに、正常な遺伝子であってもウィルス感染などで遺伝子が傷つけられ、関節リウマチになる場合もあるし、健康な人でもHLA‐DR4遺伝子を持っている人もいるのです。
カテゴリ: リウマチの迷信?
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