運動療法の大切さ | リウマチの兆候と治療方法を解説~ステロイド薬・慢性・関節・若年性リウマチについて

運動療法の大切さ

身体屈強なスポーツマンでも、一週間も入院して動けないと、いざ起き上がってもふらついてしまってまともには歩けません。
ヒトの身体はじっとしたままではどんどん弱体化するのです。
特に関節や筋肉、骨は、動かして負荷をかけることによって、各機能や新陳代謝が維持されて、丈夫になります。

健康な人でもそうなのですから、関節リウマチの患者さんが、痛いからといって、動かずにいると関節の機能がいよいよ鈍くなり、筋肉もやせて、骨が脆くなっていきます。
そのまま動かないでいると、手足の関節や筋肉が固まって、ついには動けなくなってしまいます。
ですから、運動をする事によって、関節の機能や筋力を維持するというのはとても大事な事なのです。

運動療法のポイントは、関節が動く範囲を狭めない事です。
そのためには、関節を大きく動かして、痛く感じるまで力を入れます。
また、その時反動をつけてはいけません。ゆっくりと動かします。
曲げたり伸ばしたりする最後の動きの所で、3?5秒間しっかりと力を入れます。筋力を強化するためです。

一つの動きを終えたら、深呼吸をして、リラックスしてから次の運動を行います。
大事なのは、症状に合わせて行う事で、翌日まで疲れを残してはいけません。
運動を始めた当初は痛くて一人では動かせないでしょうから、理学療法士などに関節を痛めない運動療法を指導してもらって下さい。
全身の関節を動かすようにプログラムされたリウマチ体操を、家事や仕事の合間に行うようなクセを付けて下さい。

部分的な運動でもよいので、毎日少しずつでも続けるのが一番大事な事です。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:

まだトラックバックがありません。

« 関節リウマチの新薬「レミケード」

リウマチ熱について »